九州の秘境駅・宗太郎駅へ名古屋から行ってみた
2022/12/19
ワタシは決して「秘境駅マニア」とかいうわけではないのですが、今回はちょっと訳あって、名古屋から大分県にある秘境駅として有名な「宗太郎(そうたろう)駅」まで行ってみました。
日帰りは無理!
観光のついでとかならいいんですけど、この秘境駅へ行くことが目的の場合、なんとか日帰りできないかなと考えちゃいます。
実際、名古屋から九州各所への日帰り旅は、十分可能です(もちろん場所によりますが)
ただ、この宗太郎駅に関しては、日帰りが無理です(電車で行くという前提)
なぜなら、宗太郎駅に停車する列車は、上り線(大分方面)1日2本、下り線(宮崎方面)1日1本しかなく、通過するだけならまだしも、宗太郎駅に降り立つとなると、上り線で到着し、下り線で離脱するという手段を取らないと、宗太郎駅に取り残されることになってしまいます。
しかも、宗太郎駅に到着する上り線は、朝6時台と20時台の1日2本。下り線は6時台1本のみです。

つまり、下り線(延岡行き)は朝6時台の始発が終電というなんともカオスな現実があるのです。
よって、名古屋を出発して朝6時の段階で宗太郎駅に着くことは、同日中には不可能ということになります。
ルートは一択!?
宗太郎駅滞在を前提に考えると、そのルートは2つに絞られます。
- 延岡駅からの始発列車に乗車し、宗太郎駅で滞在し、15分後に来る下り線の始発(=終電)に乗車し延岡方面へ戻る
- 延岡駅方面からの始発or佐伯(大分)駅方面からの始発列車に乗車し、宗太郎駅で滞在し、20時台にやってくる上り線に乗車して佐伯駅方面へ離脱する
ちなみに実はもう1つあり、観光列車「36ぷらす3」の『土曜日ルート “緑の路”』に乗車すれば、宗太郎駅のホームに降りることが可能です。これなら停車時間のみ滞在することも可能です。

事故や災害があるとヤバイ!
宗太郎駅周辺は民家1軒しかなく、この駅は宗太郎峠という峠のほぼてっぺん部に位置するため、駅を出た(改札らしい改札もないのだが・・・)とて徒歩で行ける範囲にはほぼ何もありません。
携帯の電波も圏外になることが多く、タクシーを呼ぶにも一苦労する秘境駅です。
そんな駅に「滞在」する理由はあまりなく、多くの人は見るだけ見たら帰りましょ~という方が多いはず。
ただ、路線となる日豊本線のこの部分は、電車に線路わきの樹木がガサガサ当たるほど険しい路線であるため、荒天時には運休となるリスクがあり、また途中で鹿などの動物と衝突してストップするというリスクのある路線であることを理解しておかなければなりません。
出発から運休ならまだいい方で、宗太郎駅へ着いたけど、離脱するための電車が運休になった等で予定が変わってしまうと大変なことになりかねません。悪天候が予想されるときは、あまり近づかない方がいいかもしれませんね。
推奨ルートはコレ!
宗太郎駅へ行くには、日豊本線「延岡駅」から向かうか、「佐伯駅」から向かうのがセオリーとなるでしょう。この両駅には特急列車が停車します。
しかし、佐伯駅から向かうと、戻ってくるまで約14時間もの間、駅にとどまっていなければならなくなります。宗太郎駅から歩いてどこかへ行くならいいですが、あまりそのパターンはないでしょう。
となると、推奨ルートは以下のようになります。
延岡駅 6:10発 佐伯行乗車
↓
宗太郎駅 6:39着
宗太郎駅 6:54発 延岡行乗車
↓
延岡駅 7:26着
この一択でしょう。
ちなみにこのルートを選択する場合、延岡駅の窓口で宗太郎駅までの往復切符を買うか、片道分だけ購入し、戻ってくる列車の中で車掌に申告して戻りの分を購入するということになります。

延岡駅も窓口に駅員さんが不在の時間帯もあるため、時間に余裕をもって動かないと、都会の駅のような感覚とはまったく違うので注意が必要です。※キセル乗車は犯罪ですのでやめましょう
宗太郎駅へ行ってみた感想
何もない山の中にある駅です。駅員さんなんていないし、人との交流もほぼありません。
何か目的のある人しか行かないでしょうから、その目的が達せられれば良いのではないでしょうか。
早起きして行かないといけないですし、前述した通りいろんなリスクとの戦いでもありますので、いろんな意味でドキドキしました。
下り線の列車が来た時には、ホッとしました(笑)
そんな旅でしたwww
名古屋から宗太郎駅へ行くためにはいろんなルートがあるので、それを考えるのも込みで大変だったし楽しかったです。
